カッコいいオヤジになると決めて、1038日目にして見える景色
こんにちは。
ハイブリッドで仕事をする社外上司、単身赴任ハイブリッドワーカーの高岡です。
「ハイブリッドワークシフト」を決意した日から「1038日」という日数が経ちました。
一昨日、「40歳からのキャリアをデザインする交流会」というオンラインイベントでゲスト講師としてお話しと参加者さんにワークをしていただきました。
コロナ禍で大きく変わった2020年の自分と仕事を振り返りながら、3年後の2023年の自分に問いかけるワーク。
「書く」ことで日頃のモヤモヤを消し、目の前のことで精一杯の自分の視点を未来に向けて感情を解放する時間。
そう、3年前、私が向き合った時間を参加者さんに体感いただいたんです。
今日は目先の仕事に追われパッとしなかったサラリーマン管理職のオヤジが、この「未来を見て、書く」ことで、どう、何が変わったのか?をお話ししたいと思います。
そんな今日のタイトルは
カッコいいオヤジになると決めて1038日目にして見える景色
です。
2014年末、病気のため2ヶ月間会社を休み、そこで会社人生の「底」を見た私は、「仕事」「人生」というもの自体を捉え直し、2015年に再出発しました。
それから約3年が経ち
それまでの、毎日降ってくる仕事をこなし昼夜、休日問わず仕事に明け暮れる毎日から、徐々に好きな仕事や好きなことに時間を費やし、気持ちにも少しの余裕ができ、好転はしてはいたものの、確たる確証もなく、ダラダラ目的もなく過ごす日があったりしながら復帰3年目を迎えようとしてとしていた2017年の秋。
母が25年の闘病生活の末、亡くなりました。
悔いのないように楽しんで生きなさいよ。
家族を大切にするんだよ。
人に貢献する生き方をしなさいよ。
という母の言葉を感じながら
本当に「人生このままでいいのだろうか?」と感じていた11月のある日
会社のトップメッセージの原稿に役立てようとして購入した「自分を劇的に成長させる!PDCAノート」という本で登録した「岡村拓朗さん」のメルマガで、カナヅチで頭を殴られたような気持ちになりました。
「自分の未来の人生を作るのは、オレカンパニーのCEOであるオレ(あなた)でなくてはならない」
「仕事は、人生の一部に過ぎないのだ」
そのために
「今、やる。を決めようではないか。」
そんなメッセージでした。
この人に一度会ってみたいな
という気持ちで、12月のワークショップに申し込み、同日に行われるセミナーにも参加しました。
その中で、
「人生の限られた時間の中で家族に恥じない生き方をしたい」
を「決める」ことができました。
小さい頃、仕事に忙殺されて何もいい思い出を作ってあげられなかった「自分の娘」から憧れられるオヤジ、誇れるようなオヤジになる。
が目標です。
要するに家族にとって「カッコいいオヤジになる」と決めたわけです。
同時に、「家族として最高の未来のシーンを描く」ことができました。
その目的を達成する手段として「ハイブリッドワーカー」という道を選びました。
その第一歩として取り組んだのが「残業を0」にして「自分の時間を目一杯楽しめるようになる」でした。
この目標をもとに、2018年のスタートを切り、
1年で297時間の仕事時間=残業を減らし
2019年は完全「0」にして
家族時間だけでなく、自分時間、仕事時間が大幅に変貌を遂げました。
本業の仕事においては
「たった1割の得意分野」と言われるところにフォーカスして様々に会社に向けて提案していきました。
すると、エリアに配属されている社員としては異例の「全国の営業に向けた講師」として全国を回ることになったり
開催する沢山のイベントは、笑顔に満ち、感謝を得るなど様々に新たな経験を得ることができ、講師やプロデュースというものの楽しさを味わうことができました。
そんな経験から、個人としても、2018年末に読書会を開き「講師デビュー」。
初めてのハイブリッドワーク経験でした。
たった1人の読書会からスタートした講師やコンサルタントとしての高岡は、クチコミもあって2019年には延べ150人以上の方とリアルにお会いすることができ、2020年はリアル、リモートで延べ300人以上の方とお会いしてきました。
自分は、ずっと
「セミナーに申し込む側であって、人から教えてもらうことはあっても、自分には教えられるモノも、教えるスキルもなく、個人として講師をすることなど一生ないと思ってきました
しかし、岡村拓朗さんからは、そうではなく
「「やる」と決めたんなら、あとは行動するだけですよ。」
ということを教えていただき、それを実体験することができた場でした。
今までの仕事・私生活で「経験」してきたこと全てが「肥やし」となり
「その経験こそがそのことで悩んでいる方のためにもなる」
ということもあるのだということに気づかせてもらいました。
このことを知って、実際に経験し「ありがとう。助かった」と言われたとき
母の言葉を思い出しながら、
生きてきてよかった。これまでの経験全てに感謝だな・・・
とすごく「ホッとした」ことを覚えています。
そんなことをしている間に、家族との関係も変わりました。
妻からは
「パパ変わったよね。イライラしていることがなくなった。すごく穏やかになったし優しくなったよね。」
「パパがやりたいことが理解できた。一緒に楽しんでいこうと思う。」
そんな妻との間で大切にしていること。
聞く、話す、感謝する。
の3つ。
この約3年=1038日で、1日は少しづつかもしれないけれど、3年経ったら大きく変わっている「50代を生きる自分」がここにいます。
会社とどう調和するか・・を基準に、忖度した落とし所ばかり考え、昇給・昇格という小さな目標をチラチラみながら、目の前の仕事にただただ忙殺されてきた40代サラリーマン管理職が、
なぜ?50代でも成長実感があり、会社からも家族からも信頼され、実感ができるようになれたのか?
そのポイントはたった3つだったように思います。
- なりたい自分と家族の未来を明確に決めた
- 1割の得意な仕事に的を絞り、攻める気持ちと時間にこだわって仕事に取り組んだ
- CHO(チーフ・ハピネス・オフィサー)としての自分の毎日をノートに書いてPDCAを回し続けた
たったそれだけのこと、なのです。
しかし、その中にも色々な葛藤があり、うまくいかなかったり、人が羨ましくなったりしたことも沢山ありました。
でも、確固たるイメージできる最高の未来と自分の軸と最高の仲間たちがいてくれて、方眼ノートがあるだけで、この1038日に無駄な日が1日たりとなく、その前とは違う景色になっています。
会社をExit。
会社を設立し、古巣からも仕事もオファーをいただける。
新しいプロダクトのローンチに、コミュニケーションディレクターとして立ち会う。
そして、ハイブリッドに働く。
多分10年間以上の価値ある時間を過ごしているのではないか?と思うのです。
- もし、あの時、メルマガを読んでいなかったら。
- もし、あの時「本(自分を劇的に成長させる!PDCAノート)」と出会っていなかったら。
- もし、あの時、東京まで行って、セミナーを受けていなかったら。
もし…
- 「でも」東京だしな〜
- 「だって」お金かかるしな〜
- 「どうせ」PDCAなんか3日坊主の俺じゃできないしな〜
それまでと同じように3D(でも、だって、どうせ)を口にして行動していなかったら・・・
55歳の高岡というオヤジは、それまでと同じように、ぼ〜っと、スマホをいじり、テレビを見ながら、降りてくる仕事をこなし、家族にもイライラを隠さず、ただただ毎日を、疲れを感じながら漠然と過ごしていたのかもしれません。
そう、「あの時」「あのタイミング」で、
決めた!
という「心のGOサイン」を出せたからこそ、今があるのだと思うと、
決めて、動く。
ということの大切さを改めて感じた1038日目の朝でした。
そんな今日の質問。
あなたは1038日前、何をし、何を考えていたか、覚えていますか?
その時の自分と今の自分を比較して、何を感じますか?
今日、決めることは何ですか?
それ、いつ動きますか?
先の見えない未来時間を「ただ漠然と思い、不安に考える」のは、もうやめにしましょう。
そして、「決めた」ことを心から家族から応援してもらえるように、パートナーと素直に話し合う機会をつくってみましょう。
そんなあなたに、自分にとって最高の未来を描き、行動するためのちょっと役立つ考え方や行動からくる気づきをお伝えして、仕事も家庭も「いいな、俺」「いいな、俺の家族」って言えるようになるようになるメール講座を配信中です。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
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