「母の日」に思い出した母の言葉と僕の人生

「母の日」に思い出した母の言葉と僕の人生

こんにちは。

昨日は母の日でしたね。

私は、今年も母へ花を購入し、贈ることができました。

他界して2年半になる母の実家にある写真の横にその花を飾ってみました。

遺影の笑顔がなんだかいつもより嬉しそうに見えたのは気のせいとして、

あー、なんか繋がっているな。と感じる瞬間があったこと。

そして、

親父からは「あんた本当に優しい子やな〜、喜んでるわ、ママ。」

という言葉をもらい、年甲斐もなく ちょっと嬉しい!を感じた単身赴任ハイブリッドワーカーの高岡です。

昨日購入したお花です。

そんな今日のタイトルは

「母の日」に思い出した母の言葉と僕の人生

です。

今、私の年齢は54歳。

実は、この54歳という年齢は、

母にとっては「不治の難病が発覚した歳」と同じ年齢なのです。

父は夜中まで帰って来ない昭和のサラリーマンを絵に描いたような人でした。

ザ・転勤族で仕事人間。

そんな父を支える母は、いつもにこやかにしっかりと父を支える一方で、

行動派で、多彩な趣味を持ち、転勤先の土地土地で、友達を作り、

ひっそりと、だけど、自分の芯を持って、子育てだけじゃなく、人生を楽しむ、笑顔しか思い当たらない女性でした。

それが、徐々に身体を蝕む難病により、

父の定年後の夢であった

「苦労をかけたママと一緒に色々な旅行に行って楽しみたい!」

という願いのほんの数パーセントを叶えた程度で、25年もの長い間の闘病を経て他界しました。

「あんたは、もっと人生を楽しみなさいよ。」

「私はいっぱい、本当にたくさんの人に優しくされて支えられて生きてこられたから、あんたは、それ以上に人に優しく。人に感謝して、幸せを与える生き方をしなさいよ。」

「家族に優しく、大事にしなさいよ。」

「社会に奉仕できる人になりなさいよ。」

そんなことを、聞こえるか、聞こえないかのかすかな声で私に語りかけてきた声を今でも忘れることができません。

本当は、自由に、楽しく、自分の人生を生きたかった母が、私に託したかったのは

自分なりの「優しさ」で、周りの方、すべての事象に「感謝」しながら、人生を楽しみ、自分の人生を生きなさい。

ではなかったのだろうか。

今、「母が健康でなくなった歳」を生きる私へのメッセージだと改めてこの言葉を受け取っています。

このメッセージをしっかりと認識し腹落ちさせることができたのは

母の死後約2ヶ月後の「2017年12月23日」です。

そのメッセージは「ワークショップ」のある「ワーク」の中で不意に現れました。

シーンを描き、絵を描き、それを言葉するワーク。

ああ、俺、本当はこうなりたかったんだな〜

母さんが言ってたこととなんか一致するなあ〜

ちょっとの驚きと喜び。

そして、

「大きな安堵」があったことを今でも覚えています。

「働き方 > 生き方」

という昭和的にがむしゃらにやってきた30年の考えを「真逆にしてもいいんだ・・・」ということを初めて感じ、自分で承認することができました。

この時が「生き方」から思考する「働き方」へと移行した瞬間でした。

母の想いと自分の想いが重なり合う一歩の始まりです。

その日から、2年。

去年から、自分があの日受けた「ワークショップ」を自らが主催し、実施しています。

昨日の母の日。

4月に受講してくださった40代の男性とZoomで週の振り返りをしていました。

彼はそもそもが家族想いの優しい方。

ハードワークに迷いが生じて未来が見えない状況に。

社内で人間関係や仕事のやり方にいつもイライラ。

家に帰ってもイライラは止まらず、子供も怖がりよっても来ない。

そんな自分を変えるべく、未来を考えた末の転職。

その転職先は、本当に自分がやりたいこととは言い難い仕事。

それでも変えたかった未来。

でも、数ヶ月経っても変わらない現実。

募る新たな不安。

そんな中で出てきた元勤先への信じられないような待遇での復帰話。

そう、実は彼はエース級の営業マン。だったのです。

エース級であるが故の、同僚からの妬みやっかみ。

外資系故の、厳しい査定。

それに耐えながらのハードワークに身も心も壊れそうな毎日。

ギスギスし出した家族関係。

それが嫌でやめる決断をした職場への復帰話。

自分はあの頃の辛い状態に帰って本当にいいのだろうか・・・

定着率も決して良いとは言えない職場への復帰に悩みぬいた挙句

彼は「復帰」の道を選びます。

復帰に向けた中でも抜けない「不安」への払拭のために

この「ワークショップ」を選んでいただきました。

彼が見た「最高の未来」を、僕は映像で頭にいつでも描くことができます。

僕は、この「ワークショップ」でその方の最高の未来を描く箇所が大好きなのです。

皆さんが、本当に楽しそうにそのシーンを話す顔をみていると同じように自然に笑顔になり、嬉しくなるのです。

そして、それが映像として自分の中にインプットされて、その方に会うたびに勝手に上映されるのです。

毎週、その方とZoomでその目標に向けてのPDCA成果を週の終わりにセッションしているのですが、

出会った頃の険しさは和らぎ、

どんどんできている自信と家族の変化を楽しそうに話します。

同じ職場でも同じ轍は二度と踏まない。

何故ならば、そこには明確なビジョンがあるから。

「長男が、くっつき虫のようにどこでも一緒なんです。昔では考えられないです」

そんなはにかんだような笑顔を見るにつけ

「本当に欲しい自分の描いた最高の未来とビジョン」

を描き、それに向かう勇気を持つこと。

「そのゴールから逆算で日々をPDCAしながら一歩一歩低くても階段を上がっていくこと」

の大切さを改めて感じさせていただけています。

昨日はそのセッションの後、母の日の花を買いに行きました。

その花を飾った時、写真の中の笑顔がなんだかいつもより嬉しそうに見えたのは、想いが現実の重なりだしたことに対して

「あんたもちょっとは成長したな。」

と言ってくれた後の母の表情だったのかもしれません。

そんな今日のあなたへの質問は

あなたは、今の自分に「いいね!」をできますか?

です。

自分に毎日「いいね!」がいっぱいできる人生を。

自分にとって最高の人生がある未来を描き、目標達成に向けた行動するためのちょっと役立つ考え方や行動からくる気づき、ここでしか配信しないハイブリッドワーカーとしての私のセミナー、セッション、講座案内をメールでお伝えしていますので下記からご登録いただけると幸いです。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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