27年かかった許しまでの時間。

27年かかった許しまでの時間。

こんにちは
ハイブリッドワーカーの髙岡です。

皆さんはずっと後悔していることや
許してほしいな・・・と思っていること
ありますか?

私は、ちょうど1年前の1月17日という日まで
強烈な後悔と許してほしいという気持ちを
27年間もちつづけていました。

1年前、それを「手放せた」というお話ですが
聞いていただいてよろしいでしょうか?

1月17日は
阪神淡路大震災が起こった日です。

今から28年前の僕は
化粧品ブランドの
エリアマネージャーとして
関西、中国、中部の店舗を
統括する仕事をしていました。

1995年1月15日。

三宮駅にあった
プランタン神戸で
(その後OPA→現在閉鎖)
僕はブランドショップの
チーフである「なべちゃん」と
いつものようにミーティングをしていました。

よく笑い、チャキチャキ、サバサバした
リーダー気質のなべちゃん。

でも、その日は
あまり笑顔がありません。

ブランドの神戸ローンチから2年半。

泣かず飛ばずだったブランドに
待望のヒット商品がでて
ブランドの知名度が急にあがり
売り上げが急伸。

その忙しさの中で
今まで一緒の想いでやってきた
メンバー間に
小さな亀裂が入っていました。

優しきリーダーなべちゃんは
そのメンバーたちの
板挟みになっていたのです。

ひとしきり打ち合わせして
最後に僕は



なべちゃんの状況はよくわかった。
ちょっと会社で検討してみて
メンバーと話をしてみるね。
ちょっと時間ちょうだいね。
じゃあ、またね!


と言い、彼女は



ありがとうございました。
ちゃんと伝えられて
少し元気が出ました。
がんばります。


こんな、何気ない
どこにでもありそうな上司と部下の会話が
彼女との最後の言葉になろうとは
夢にも思っていませんでした。

震災から1日たった18日の午後
連絡のつかない唯一の社員
なべちゃんを探しに
甲子園から3時間ほど歩いて
深江にある
彼女がすんでいるアパートに
住所を頼りに行きました。

現場は今でもリアルに思い出せるほど
絶句するようなすごい光景でした。

なべちゃんの安否がわかるまで丸1日かかりました。

それから数日後。

告別式でなべちゃんのお母さまから
こんなことを言われました。


娘から髙岡さんの噂は聞いておりました。
いつも色々話しをきいてくれてたみたいで
良い上司でよかったってよく言ってました。
髙岡さん、本当にお世話になり
ありがとうございました。

これを聞いた瞬間に
僕の目から
それまで堪えてきた涙が
滝のように流れてきたのを
今でもはっきり覚えています。

僕は、彼女の悩みや苦しみを
解決できないままに
彼女の人生を終わらせてしまった

という後悔が残っていたからなのです。

毎年そんな想いを抱きながら
1月17日を迎え
できるだけ毎年
三宮に行っていました。

昨年、本当なら2日前から出張を予定していて
「1.17の集い」にはいけないはずでしたが
体調の異変で延期をしたんです。

その時、これは何かのサインで
行けないなぁと思っていた
「1.17の集い」には「いこう!」
と突差に決めて動きました。

驚いたことに
昨年、はじめて
27年間みることのなかった
なべちゃんの名前が刻まれたプレートを
目にする機会に恵まれました。

コロナの予防対策と公園の改修で
制限などもあり
はじめてゆっくりと
公園内を歩いたのです。

その時たまたま出会ってしまったのです。

なんだか27年ぶりに
なべちゃんに会えたようで
プレートの名前に向かって


あの時はごめんね。
悩みを解決できずに…
ほんとにごめん。

と心のなかで語りかけました。

その時、彼女から



もう、いいんですよ、髙岡さん(^^)


と諭されたようで・・・

ああ、このために
なべちゃんが誘導してくれたんかな。

そう解釈しました。

多分
==============
もうそのことで
後悔するのはもうやめてくださいよ。
==============
と感じてもらいたかったのだと解釈しています。

この震災では数え切れないくらい
深く、悲しい思いや後悔をされている方が
いっぱいいらっしゃいます。

人の死というのは
他人からみて
そんな些細なことで?

ということでも
とてつもなく大きな悲しみや後悔に
つながるものです。

それは28年経ったとしても
変わらない重さとなって残ります。

あなたには
近しい人の死で
後悔しているたことや
許してほしいな…って
思っているこたことはあるでしょうか?

なんとなく
ずっと放置した感情はないでしょうか?

「時間は、命。」

命の時間は自分だけではなく
相手の命の時間とも関係してきます。

今ある後悔のために
今、すぐできることはなんでしょうか?

あなたの生きる時間を
活きる時間に。

髙岡は
色々な後悔を持つ人を
一人でも少なくしたい。

そんな想いで
「時間」というものに向き合うようになり
タイムマネジメントに関して手渡す側になりました。

僕が教えるタイムマネジメント手帳術は
仕事の時間の効率化を
考える講座ではありません。

人生の時間
命の時間を考える「人生術」です。


もはや、手帳術じゃないですね…これ。

受講される皆さんから
この言葉をいただきます。

手帳を使いこなして
仕事も人生も
後回しも、後悔もなくしたい。
そういう想いです。

人生の時間には
必ず終わりがあります。

でも、その終わりの時間は自分も、家族も

誰からも、教えてはもらうことはできません。

だからこそ
本当に大切な時間が何か?
一人ひとりがみつけに行くべきだと思っています。

自分の命の時間をていねいに生きる。

震災やパンデミックなど
決して誰もが嬉しい気持ちにはならない
知らせが教えてくれる
僕らへのメッセージでもあります。

「時間は、命。」

という言葉から自分の素直な気持ちを感じとってみてください。

明日朝は、また三宮へ。

今度は、「ありがとう」の言葉と共に会いに行きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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