ダメサラリーマンの未来を開いてくれた「先立つ後悔リスト」のおはなし
こんにちは!
サラリーマンだからこそ最高と言えるカッコいいオヤジを目指す単身赴任ハイブリッドワーカー(Stage0)の髙岡です。
自分を殺し、志なく40代の仕事を作業で終わらせようとしていた私が、50歳を目前につくったもの。それが「先立つ後悔リスト」なるものです。私は、立ち止まる暇さえなかった40代のラストで初めて病気で長期(2ヶ月)に会社を休みました。
「このままでは全てを失うのではないか?」という恐怖をベッドの中で味わった一方、「健康の大切さ」「家族の大切さ」と「日々への感謝」を改めて知る・考えることとなった貴重な時間でした。
そんな中で、職場復帰前夜に書いたもの。
それが、「2015年版先立つ後悔リスト」です。
もし、自分がもうすぐにでも命が続かない状況だとしたら「ああ、あれをしておけばよかった・・・」と後悔しそうなことをあげてみると、そのほとんどが「家族」や「自分」「親戚」「友人」についてでした。
今見返すと
家族に向けては
・難病の母を元気付けるためにしてあげたいこと
・母の介護を一人で頑張る父へサポートしてあげたいこと
・中学に進む娘との日々のコミュニケーションでしたいこと
・子育てだけでいいのか?と悩み社会と再び接点を持とうとする妻への応援とできる遠隔サポートしたいこと
がリスト化され、
自分に対しては、
・前々からとりたかった資格を取得してその後にしたいこと
・前々から食べたかった美味しい料理を食べに行き一流を知る時間をつくること
・関西の今が知れる場所に行き、沢山の人と出会い、今生きている楽しさを実感すること
・転向ばかりだった自分を育ててくれたそれぞれの土地にもう一回行き、人と会い、そこに生きた自分の存在を確認する旅をすること
こんなことリストに並んでいました。
「◯◯しなければ・・・」ではなく「◯◯したい、してあげたい」が先に立っている。
こうしたいはあっても、このことを自分の24時間365日を照らし合わせた時にどれだけの時間が取れるのか?
計画を日付に落とし込んだ後、出たてきた「2つの仕事に関して記載されていた言葉」とは・・・
1.「無駄な残業はできるだけ減らす」こと
2.「自分が会社に貢献できることに集中する」こと
でした。
実際に「2015年先立つ後悔リスト」の多くは実行され、今でも続いていることがいくつかあります。仕事上でも「自分が貢献できることに集中した」ことで残業は相変わらず多めでしたが、仕事でも家庭でも「高岡さんありがとう」「パパありがとう」「お前がいて助かったわ」を言われることが多くなり「生きている充実感」を得ることができました。
それまで仕事上で押し殺していた「自分の素」と「得意技」を出すことで「仕事上での信頼度と実際の業績評価も上がり」、今に至る過程の中で、一番のターニングポイントの年だったと懐古しています。
もしあの時、病気にならなかったら「先立つ後悔リスト」にもたどり着かず、今も変わらず作業に終われる日々を送っていたかもしれません。
昨日、12年〜8年前までの元上司(女性)が出張で来られていたので久しぶりに会食しました。その別れ際に
「元気そうでよかったわ〜。お母様亡くなられたし全国飛び回っているみたいだし大変そうだから大丈夫かなと思って誘ったけど、昔より全然生き生きしてて嬉しかったわ〜」
その当時の私を知る人の多くは、こういった表現をします。「前より生き生きしている」
前の見えない未来の不安を「生きるという勇気」に変えた時、人は本当の生気と笑顔を取り戻せるのかもしれません。
私の場合、病気になり「先立つ後悔リスト」を作ったことで自分のやりたいが明確になり、その後の新しい出会いで今に至り、人生の変化を実感できています。
あなたの周りでも、同世代で突然病気で倒れたり、お亡くなりになったりということはないでしょうか?
あなたにも、そんな事態がいつ起こって来ないとも限りません。
その意味でも「やりたいこと」「やらなかったら後悔すること」を日頃からリスト化しておくことをオススメします。
皆さんの少しのヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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