サラリーマンを辞めたくなったら思い出すこと
こんにちは!
サラリーマンだからこそ最高と言えるカッコいいオヤジを目指す単身赴任ハイブリッドワーカー(Stage0)の髙岡です。
先日神戸・三宮のセンター街で会社のイベント出展で行きました。
実は母方の実家は、この三宮のセンター街近くでお店を営んでおり、子供の頃の思い出が詰まっています。
街を歩きながら、なぜ?自分はサラリーマンを選んだのか?そんな問いが出てきました。
辞めたいことが何度かあったのに、なぜ?この仕事を今だに続けているのか?
その原点は何だったのか?皆さんは覚えていますか??
今日は、そんなお話をしたいと思います。
タイトルは「サラリーマンを辞めたくなったら思い出すこと」です。
私の祖父祖母は、三宮で化粧品店を営んでいました。
子供の頃、春、夏、冬と帰省するのは「化粧品屋さん」だったんですね。
自動扉が開くと、ふわ〜っとかおる化粧品の香り。
その香りがなんとも好きでした。
そして、中に入ると、祖父と祖母、そして、従業員のお姉さん、美容部員のお姉さんが笑顔で迎えてくれます。
奥に進むと、そこにはエステルームがあり、お客さんが椅子に横たわり気持ち良さそうに顔にフェイシャルエステを受けています。
そんな姿を横目に見ながら、私は2階に上がって行きます。
従兄弟や姉がいないときや相手してもらえず暇を持て余したときは1階に降り、店周りと店の中を探検してながら遊んでいました。
ある時、お客さんと祖母、お客さんと従業員のお姉さん、美容部員のお姉さんの表情が「いつも笑顔」であることに気づきました。
子供心に「化粧って女性を笑顔にするんだなあ〜」がインプットされた瞬間でした。
その後祖父は私が中学生の頃、祖母は私が大学1年の春にそれぞれ突然病気で亡くなり、お店も無くなってしまい、あの化粧品の香りを嗅げる、皆の笑顔が見れる場所を失いました。
時はその約3年後。
就職活動をする時、自分が「何がしたいか?」
最初は全く考えることができず、ただ単純に「何か職につかなきゃな〜」と学生を卒業するから、その次を探すくらいの軽い気持ちしかありませんでした。
サラリーマンがなんたるか?を考えることもなく、その道を進もうとしていました。
ある日、とある商店街を通りががった時、ふわ〜っと化粧品の香りを嗅ぎました。
嗅いだ途端に、祖父祖母の店、祖父祖母の笑顔、店の情景、お客さんの笑顔が脳にバババっと出てきました。
その時、「ああ、お客さんの笑顔を作る仕事がしたいなあ」という気持ちがふっと浮かびました。
「化粧は女性の笑顔をつくるもの」
私の脳にインプットされた「あの時の情景」と「したい仕事」がマッチングした瞬間でした。
これが、私の美容健康業界との出会いであり、今のサラリーマンの原点です。
その中にあるもの。
それは「化粧は人を笑顔にする」。
それをつくるのもまた「人」。
ということであり、そこに微力ながら貢献すること。
昨日、祖父祖母が生業を営んだ地の近くでイベントをしながら、祖父祖母とあの時を思い出していました。
そして、イベントで見る女性の笑顔に、子供の頃のあのお客さんの笑顔を重ねました。
もし祖父母が化粧品屋じゃなかったら。私はこの会社で今の仕事をしてはいなかったでしょう。
皆さんのサラリーマンの原点は何ですか?
どんなことを思って今の会社を選びましたか?
その時、どんな仕事をしている自分を描きましたか?
今、そんな自分になれていますか?
私は、3年前までの10年間も、仕事に自信を失い、彷徨いました。
会社から見ると、お荷物社員になりかけていたのかもしれません。
「辞めたい」も何度となく感じてきました。
48歳の時、上司から言われたある一言から「原点」「得意技」にフォーカスしたことで好転しだし、今があります。(なぜ得意技にフォーカスできたのか?のBlogはコチラから)
サラリーマンの「原点にあるもの」を思い出し、その時点とのギャップを考えた時、人はもう一度歩き出せることもあるのかもしれません。
今もし、あなたが「あなたのサラリーマンの原点」にあった志や意味に程遠いということに気づいたら・・・
絶好のチャンスですね!
私同様いくらでも「自信と勇気を取り戻す未来をつくる」ことは可能なのですから。
お時間ありましたらダメオヤジぶり満載の今までのBlogをぜひお読みください。
PS .現在祖父祖母のお店はオッシャレーなアパレルショップになっています。この店も、お客さんの笑顔があればいいなあ。そんなことを思いながら店を後にしました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
お知らせ
メルマガ始めました!
前々回から告知してご登録者が増え、嬉しい限りです。ありがとうございます!!
ハイブリッドワークシフトして〝サラリーマンだから最高!〟と言える「カッコいいオヤジ道」を歩むための「日々の仕事」「家族との良好なコミュニケーション」「大人の趣味」「単身赴任生活」「G-PDCA実践」などの「ヒント」を基本
毎週水曜日と日曜日
にお届けしてまいります。
まだの方、よろしければこちらから→「登録」をお願いします。
編集後記
三宮への憧れは子供の頃から強かったので、昨日のイベントは格別の思いでした。
この場で、たくさんの笑顔に出会うことができる幸せを噛み締めています。
感謝です。
LEAVE A REPLY