娘の成長を直視できない寂しいオヤジたちへ
こんにちは!
いくつになっても「らしく生きる!」を諦めないカッコいいオヤジを目指すサラリーマンを応援する〝単身赴任ハイブリッドワーカー〟の髙岡です。
3月11日(月)に娘の中学卒業式に自宅に帰ることができました。
娘の晴れ姿です。
実は、娘の小学校の入学式に私は出席していません。
なぜか?
「娘の成長」より「仕事を優先」してしまったからです。
今日は、そんな過去の自分へのメッセージ。
タイトルは
娘の成長を直視できない寂しいオヤジたちへ
です。
かれこれ9年前、私は、社畜のように、毎日残業、毎日早朝出勤を繰り返していました。
「そうすることでしか会社にも家族にも貢献できない人間だ」と思い込んでいたのです。
娘とは、夜中に書く「交換日記」で、彼女の成長を追い、
土日も仕事もしくは、疲れて寝て過ごすことが多く、
家族との時間も、仕事のことが頭から離れず、遊びに行っても
いかに帰ってから仕事の段取りをするか?
そんなことを考えながら上の空なことも多かったと記憶しています。
妻からも、「一緒にいる間くらいもっと楽しそうにしてあげてよ」とか、
「もっと色々話してほしい」「少しは相談してくれてもいいんじゃないの?」と、
言われることも多くなってきました。
そう言われると、
「家族にために仕事をするのが、そんなに悪いことなの?」
「疲れているから話したくないんだ」
「仕事のことを愚痴ったってしょうがないだろ」
と売り言葉に買い言葉的に返答していました。
しかし、その実、心の中では、物凄く自分を責めていました。
一人娘である彼女の幼稚園行事や習い事の行事はできる限りなんとか行けていたものの、仕事の内容が変わり、仕事を早く終わらせて、帰って娘と遊びたいのに、仕事が終わらすことができない「自分を能力のなさ」を責めていたのです。
仕事の内容が変わったことを機に、自分がこんなにスキルも経験も足らないなんて・・・と焦り、それを補うように20時からも平気である打ち合わせに当然のように付き合い、何度もやり直させられる資料を夜中作業で作成し、飲ミニケーションがあれば否応無く付き合い、その都度深夜にタクシーで帰り、早朝の電車で出勤するという数年間も続けてきました。
会社のビルから見る朝日に「何やってんだろうな・・・」と何度ため息をついたことか。
そんな仕事生活の波に、娘の一生に一度しかない「小学校の入学式」は流されて行きました。
そう、もはや「娘の成長を直視できなくなり、仕事に逃げている」に等しい状況に陥っていったのです。
娘の入学式の写真は、今でも実家に飾られ、その写真を見るたびにものすごく大きな後悔を感じる自分がいます。
小学入学から8ヶ月目の2011年1月に単身赴任が決まった時、真っ先に考えたこと。
それは、娘に対する自分の今までの接し方への後悔と会えなくなることへの大きな喪失感でした。
ここから大きく「家族」というもの、「働く」ということへの価値観が変わり始めます。
離れて初めて、家族の大きさ、尊さ、娘の成長を見れない無念さを感じました。
そこからは、スマホの力を借りながら、できる限り、彼女の成長に関心を寄せ、実家に近いことから、私と父母(彼女から見ると祖父母)との距離を縮めるようにすることで、少しでも親孝行と家族との時間を単身赴任先で行うと同時に、帰宅するたびにしっかりと時間を取るようにして行きました。
今では、「彼女の成長をしっかりサポートする応援団長」の役目を担うことを自分と妻に誓い、どんな忙しくとも、真っ先に彼女の行事を優先し、時間をつくり参加できるようになりました。
同時にどんな場面においても「参加できる」というマインドセットができています。
そして「残業0」を志した2018年。
その宣言通り、残業を297時間減らし、月に2回の帰宅をし、家族との時間を楽しめるようになりました。
それを可能にしてくれたのが「PDCAノート」の実践と「方眼ノート」思考です。
もし、単身赴任がなかったら、もしかすると、私は今だに「仕事」を理由に「彼女の成長を直視できなかった」かもしれません。
3月11日、中学卒業式で娘の最高の笑顔と涙を同時に見ることができました。
そして、娘から
「受験、パパからの毎朝の応援LINEで頑張れた。本当にありがとう。そして、今日、来てくれてありがとう。パパ見つけた時、本当に嬉しかったよ!」
というこれ以上ない嬉しい言葉をもらうことができました。
単身赴任して1ヶ月半後の2011年3月11日の夕方、単身赴任先から電話すれど電話すれど通じない家族を案じながら、沢山「もっとああしてあげておけば」を感じる自分がいました。
あなたが、もし、家族との時間を大切にしたいと思いながら「仕事」を理由に、会話が弾まなかったり、仕事が気になって子供の成長に直視できなくなってきているようなら、私がその「本心ではない」あなたの行動を治すために「一つだけ」武器を差し上げることができるならば、これを差し上げたいと思います。
それは「ノート」です。
そう、多くの人が習ったことのない
ノートであなたの生活を理想の姿に変える使い方」も一緒に。
です。
あなたのお子さんの一瞬一瞬の成長は、その瞬間にしか見れません。
過去はどんなに悔やんでみても、時間は戻ることはないのです。
その事実を一度しっかり「直視」して見てください。
もしも、ご家族が近くにいるのならなおのこと一度、ほんの少しでもいいので「仕事から目線を外し」あなたのお子さんの笑顔、涙、怒り、その全ての表情を「直視」してみてほしいのです。
そこにどんな感情が生まれますか?
それでもなお、その仕事、今のまま「しょうがない」で済ませて、残業・休日出勤して働き、大して変化のない飲み会をしながら生活しますか?
そんな今日の質問。
あなたの人生の中で、本当に大切にしたいものは何ですか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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