「オッサン」扱いはされない処方箋

「オッサン」扱いはされない処方箋

こんにちは!

朝、会社のエレベーターで〝最近なんだか、若々しくなったんとちゃいます~!〟と久しぶりに会った女性から言われてちょっと嬉しい単身赴任ハイブリッドワーカー高岡です。

そう、40代の頃は「オッサン」「オジさん」と言われるとまだまだ抵抗したくもなった時期もあるのですが、流石に50になったらそんな気負いもなく「オヤジもええな」と思える余裕ができてきましたが、「オッサン」よりも「オヤジー!」と呼んでもらいたなと思うのです。

なぜか?

この「オッサン」という言葉。

ネガティブニュアンスがこもっている感じが昔からしていたからです。

実際、年齢的な意味ではなく、ある種の行動様式・思考様式を持った特定人物像のことを指す、この「オッサン」と言う言葉はこの
『劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~』
(山口周著)<光文社新書>

という本で、その定義が語られています。

  1. 古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否する
  2. 過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
  3. 階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る
  4. よそ者や異質なものに不寛容で、排他的である

この本、オヤジ世代にはかなり興味深く、ディスりだけじゃない前向きに楽しませてくれる本としてオススメしたいものです。

で、どうでしょう?4項目当てはまったりしていませんか?

私、残念ながら(?)

一つも当てはまらないオヤジでした(笑 ホッ

では、この「オッサン化」を避けるには、どうすればよいのか?

単純に言うと、この逆をいけばいい訳ですよね。

何歳になっても、

「常に新しい価値観を持つようにする」
「他者への尊敬の念を忘れない」
「学びへの謙虚さを持ち続ける」

です。

でもこれ、言うほどに簡単ではないことです。

では、どうすればよいのか?

それは

身を置く環境を意識して過ごす

ではないかと思います。

会社に長くいると、同じ仕事を長くすると、ついつい「驕り」が出ます。

「俺には間違いなどあり得ない」
「世の中なんてこんなもんだ」
「俺は正しく、あんたが間違っている」
「俺は会社のことは何でも知っている」
「俺はできる奴なんだ」

会社という小さな世界で相当なキャリアを積んだ「つもり」な残念な人。

流石に、ここまではいませんがこの小型サイズは結構いたりとかします。

でも実は、この記事を書きながら私は30代後半で一時期そんな残念な人に「なりかけた時期があった*」と言うことをふと思い出しました。(*ここはまたの機会で)

そんな「オッサンのまま定年」していたら

会社とは全く別のコミュニティに属した時
叩きのめされ、現実を受け止めざる得ないようになり悲惨な末路を迎えていたかもしれません。

そんな「謙虚にならざるを得ない」状況になるまで「自分が劣化したオッサンなのかさえわからなかった」のかもしれません。

いかに自分は小さな世界で生きていたのか・・・
そして何も出来ないものなのか・・・

を生活する「社会の中」で感じた時、

人は、それを「拒否」できるか?「受容」できるか?

あなたはどうでしょうか?

「拒否」したくなるのもわかります。

しかし「受容」した人だけが「オッサン化」から一歩抜け出すことができるのではないかと思うのです。

私の場合、

「オッサン化」を防ぐ「場」を持っています。

それは

・自分の未来のゴールに通じる肥やしになるセミナーや講座に参加すること。
・社外の食事会に参加すること。

実は、昨日は、そんな場に身を置いていました。

周りは、何十億と稼ぐ凄腕の経営者ばかり。

伸び盛りで熱い!

体験談がいい!夢もすごい!

自分はなんてちっぽけなんだろう・・・
すごい人たちは世の中にはどれほど沢山いるんだろう?
会社員って・・・

と以前なら「呆然」として黙っていました。

今はちょっと違います。

会社では得られない「自分劣位」な場所に身を置くと、自然と自分なりの話ができるようになってきました。

「会社員」としての私と、「社会人」としての私。

どちらも私。です。

違いは何か?

「ハイブリッドな発想だから理解できることや、発していい事」が分かりだしてきたのかもしれません。

楽しい場ではありますが、決して、「快適な時間」という訳ではありません。

全く違う業界、職種、年代も違う、ある領域の深い知識や自分だけの何かを持っていらっしゃる方々に触れる時間は

いかに、自分がちっぽけで、まだまだ未熟な人間か・・・

しかしながら

いかに自分がいい環境に最高に生きているのか?

という「気づきのある場」なのです。

「安心領域」にいる自分の価値を感じるだけじゃなく

一歩引いて「不安定領域」で自分の価値を改めて感じてみる。

「自分の可能性を勝手に狭めない」ためには重要な時間だと思います。

歳だろうが、なんだろうが
裏で、オッサン扱いされないためにも
ぜひ、「一歩新しい何かに踏み込んでみる」ことをお勧めします。

そんな今日の質問・・・ではなく、

今日は、この本で素敵な言葉と出会ったので、オヤジたちへのエールとして送って締めたいと思います。

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心のありさまを言う。

優れた創造力、逞しき意思、炎ゆる情熱、怯えをしりぞける勇気、安易を振り捨てる冒険心、これを青春という。

年を重ねただけでは人は老いない。理想を失う時に初めて人は老いる。

〜サミュエル・ウルマン「青春」〜

今日もカッコいいオヤジでいきましょう。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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