その定時退社、諦めですか?攻めですか?

その定時退社、諦めですか?攻めですか?

「月曜断食」という本を1日で読了したら、火曜日だったので、来週からでいっかなー?とか思ってFacebookで発信したら、今でしょ?!って沢山の友達から言われてしまったので・・・まあ、火曜バージョンから行くか!ってやってみたら、まだ断食に至らないのに。。。4日目朝で1.4kg減ってきたので「こりゃいけるんちゃう?」と、朝からほくそ笑んでいる単身赴任ハイブリッドワーカーの高岡です。

昨日、今年になって1月〜8月までの累計残業を昨年と比較して見ました。

昨年は8月時点で190時間マイナスしてましたので、伸び代はあまりなさげですが・・・

今年と昨年を比べると▲16時間15分。

1日7時間45分ですので、2日分の仕事時間を自分・家族に使えたということになります。

この8ヶ月の平均退社は、就業時間+4分です。

ということはほぼ「0」です。

18時19分には

「お先です!」

と退社しているんです。

ご存知かと思いますが、私は、30代、40代と、月100時間を平均的に残業してきた「残業体質者」です。

帰りは、終電か、終バスか、朝2、3時のタクシー。

次の日は始発近くに最寄り駅へ。

睡眠2時間。普通電車に座ってとにかく寝て過ごしてなんとかパワーチャージ&会社に一番乗り。

そんな生活でした。

土日は、寝ているか?休日出勤か?

当時、娘と昼寝している写真の多いこと(苦笑

極論言うと、私は

「娘の成長<仕事」

を選択した悲しいサラリーマンオヤジだったのです。

後ろめたさは勿論あったのですが、仕事が終わらないのだから仕方ない・・・

なんとかスキルを上げてなんとかせねば・・・とエクセル教室に通う、速読教室に行く・・・etc

そんなスキル獲得ばかりに休日や就業時間外を使い、家族に時間を割くことも少なく、妻とは何度か険悪になったことがあります。

そんな、私が、今では、定時+4分で、打刻し、帰ることができている。

これは、2年前ですら考えられないことでした。

今日のそんなお話。

その定時退社、諦めですか?攻めですか?

です。

この「残業減らし」は、当然ながら、「残業0をそもそも目的にした」ものではありません。

では、そもそも、なぜ?残業を減らしたかったのか?

仕事の効率化や働き方改革は会社にとっても最重要の命題の一つとしてかなり前から言われていることです。

「そんなこと言ったってさあ〜」と本気で思ってきました。

ただ、ある時から、働き方だけじゃなく個人の生き方も同様に見直すタイミングだと考えまるようになりました。

いつからか?

それは、2017年10月に母の死に直面し、改めて「命」「時間」というものを考えるようになった時からなのです。

きっかけは母の言葉です。

母は、パーキンソン病を25年間患いました。

最後の1年は、言葉を発することがあまり簡単ではない状態でした。

その中でも、母は

「忠宏、誰かの役に立つように生活しなさいよ」

「身体と時間を大切にね」

「楽しんでる?」

「お父さんみたいに仕事ばっかりしてないで家族のために時間を使いなさい」

と言うのを私によく言っていました。

そんな母が亡くなる前の数日間、看病の中、自分の人生を改めて考える時間をもらいました。

自分の小さな頃からの歩み。

自分の過去の仕事の姿勢。

自分の家族との過去の向き合い。

自分はなぜ、今、ここのいるのか?

母が亡くなった後、ちょうど母が「パーキンソン病です」と告げられた歳に私がなっていることに気づきました。

「そこから」の25年。

病気への後悔も、愚痴、嘆きもせず、周りに対して笑顔を絶やさなかった母。

まさに、「ここから」の25年を、息子には、自分ができなかった自由で楽しい人生を歩むことを望んでいたのではないかと思ったのです。

そのタイミングで出会ったPDCAノートという本。

ハイブリッドワークという考え方。

いつも躊躇して結局やらない選択をする自分が、ほぼ、即決で「やる」を決めました。

ハイブリッドワークシフトする!を宣言し、ハイブリッドワーカー「Stage0」としてスタートしたのが2018年2月。

その未来の原型を描いたのが2017年12月23日の岡村拓朗さんのセミナー「オレカンパニー事業計画書をつくろう!ワークショップ」からでした。

会社の年度計画を立てている身でありながら、自分の年度計画がない・・・

これって、よく考えるとおかしくないですか?(笑

そう思わせてくれたワークショップでした。

この瞬間から、スイッチが入りました。

残業せずに、目に見える成果を出すためには?

この1点に絞って、7時間45分を無駄にしない。

だから、「まあ、明日でいっか?」と諦めに似た無計画な終わり方だとか・・・

「家でやればいいか。。。」という短絡的思考がなくなりました。

要するに「諦めた退社」は一切なくなりました。

ノートを開いて、諦めず、気づいて、改善する。

時間を創って、仕事と作業を置く。

メンバーとの時間をとる。

昔は馬鹿馬鹿しい、そんなこと。と思っていたことが大切だと知れたり、「頑張る」という名ばかりの無駄な時間がなくなっていきました。

そう、色々な意味で「諦める」ということがなくなったように思います。

ここまでにこれやる!と宣言する

やります!任せてください!(ニコリ)を口癖にする

そうすると

「攻めの定時退社」ができるようになるのです。

気がつけば、会社でも笑顔や周りで笑いが起こるようになりました。

しかめっ面して、眉間の皺寄せて近寄りづらい・・・大変そうで話しかけ辛いと言われていた時期から一変しました。

最近、妻に聞いてみました。

私「俺、変わったかな?」

妻「変わったね。」

私「どんなところが?」

妻「私と出会った頃に戻ったね。イライラしてなくて、仕事も、生活も楽しそう。優しい表情が凄く増えた。そして本当に優しくなったよね。◯◯(娘の名前)にも私にも。」

でも、そうなるって、何かしらきっかけが必要なんじゃないですか?

大きいことが起こってない俺には無理かな・・・

そんなこと思っていませんか?

でも、これって簡単なことなんです。

なぜか?

ただ「こうありたいな」を描いて、後は、やるか、やらぬか?

「行動を決める」だけ

なのですから。

昔の自分を振り返ると

「ああなったら最高だな〜!」が漠然とでもあるのなら、一歩でもそこに近づきたいのなら

常に自分の心に従って「ノートに書きながら」「決めていく」「行動する」をしていけばもっと早道ができたのではなかったかと今となっては思うのです。

あなたにそんな後悔は、いらないと思います。

そんな今日の質問は、スティーブ・ジョブスの名言

もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていることをするだろうか?

この言葉、約5年前に2ヶ月会社を休んだときのファイルに今でも残している言葉です。

あと1ヶ月で母の3回忌です。

母の命日には、自分の成長を報告する日にしています。

どんな報告しようかな?と今から楽しみにしています。

そんな、諦めない働き方、50代でも楽しむ思考法、単身赴任でも家族と仲良くいれる方法、定時に帰れるPDCAノートってどんなの?ハイブリッドワーカーって何?など、私の実施しているセミナーなどの情報も配信するメール講座も行っていますのでぜひご登録いただけると嬉しいです。

ライフ・ワークスタイルラボ・メール講座
お名前
メールアドレス
性別
男性 女性

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)