ミドル会社員を襲う〝ココロの谷〟の乗り越え方

ミドル会社員を襲う〝ココロの谷〟の乗り越え方

こんにちは!

あなたの可能性を引き出す社外上司・単身赴任ハイブリッドワーカーの高岡です。

2020年もあとわずかですね・・・。

2020年は「変革の年」と言われ、それぞれの会社の年頭の挨拶もいつになく「熱い」メッセージになっていたのが印象的でしたが、未知のウィルスに呑み込まれて、会社や、自らが選んだ「変革」はどこへやら?

当初は望んでもいない「変革」を強いられたのではないでしょうか?

でもよくよく考えると、これってそのプロセスや個人の混乱はどうあれ、会社が望む未来の姿に近づいているような気もしています。

\働き方改革だー!リモートワークもOKー!/

なんて威勢良く言ってはみても、半年も経てば「なんだったっけ?」状態だったことが、あれよあれよと進んで、

気づけば

なんだか、会社えらく変わったな・・・

なんて思っていませんか?

そんな中、70歳定年なんて話もマスコミで報道されたり

サラリーマンのあなたの「働く」と言う意識自体も1年前から大きく変わったのではないでしょうか?

今までの様々な会社組織の当たり前・大前提が無くなったに等しい今、あなたはどんな気持ちでしょうか?

そんな今日は、長い会社員生活の中で必ずと言っていいほど、陥ると言われる「心の谷」について触れたいと思います。

ぜひ、これ、本人だけじゃなく、サラリーマンの夫をもつ、奥さまにも「こういう気持ちになってしまう世の旦那がほとんどなんだ」と知っておいていただきたい話としてお伝えしますね。

題して

ミドル会社員を襲う〝ココロの谷〟の乗り越え方

です。

ある調査で、40歳から59歳までのジョブ・パフォーマンス(どのくらい仕事で活躍しているか?の自己評価)を調べた結果、40代半ばと50代前半に「谷」があることがわかったそうです。

*出典:パーソナル綜合研究所(2017)ミドル・シニアの躍進実態調査

それまである一定の水準を保っていた「パフォーマンス」が、40代中盤で「ガクン」と一気に下がり・・・

さらに、

50代前後で「さらにガクンと落ち込む」タイミングがくるというものなんです。

それが何に起因しているのか?を紐解いていくと

一つめの40代の中盤の落ち込みは「昇進消失の谷」

と呼ばれるものです。

「出世モチベーション」というメッキが剥がれ「こんなはずじゃなかった・・・」という失望の瞬間です。

これからの新しい生活様式の中、新しい会社様式に対応できず、過去に固執し、後輩たちの後塵を拝する「過去の遺物」になる可能性は熟年世代には多いのではないかと心配しています。

二つめの50代中盤は「役職定年の谷」

と呼ばれるものです。

そう、「役職上昇のモチベーション」が完全消失するタイミングです。

この時ようやく

自分は何のために一生懸命残業上等!家庭二の次!で仕事してきたのか・・・

という失望と後悔が生まれやすくなる瞬間です。

この気持ちは

「給与面」というよりはむしろ

「自分の部下が直属上司になった」

「10歳以上離れた社員にマネジメントされる」

という「プライド面」が大きいのかもしれません。

これからは、70歳定年というものが現実化して行くとすると、この役職定年はもっと先の話になる、または、なくなる可能性がありますが、会社側からみるとこのシニアに対する働き方の整理や人事政策は今後大きな課題は残っています。

何れにしても、新しい生活様式、新しい社会の仕組みの中でも、ミドル会社員の多くは、これらの「谷」で「停滞感」と「憂鬱」を感じてしまうことは容易に想像できます。

では、この「停滞感」と「憂鬱」から、多くの人はどうやって抜け出そうとするか?

実は多くは、

仕事観、価値観を変えて「耐える」こと

で抜け出そうと「舵を切る」のだそうです。

「耐える」・・・

重い言葉です。

別に仕事だけが人生じゃない・・・

あんな大変な上司の姿になりたくない・・・

出世なんてしなくて結構、したくない!

という価値観への変換は、恐らく

堪え難い「防御反応の結果」として出て来た\感情/ではないのか?

と思うのです。

定年まで、あと10年から15年。(これからはもっと長い)

じっと耐えれば、あとは悠々自適な引退生活だ!

ん?本当に悠々自適かな?でもまあ、大丈夫だろう・・・

なんとかなるさ、今までだって何とかなってきたんだから。

今は耐えろ・・・俺。

と「じっと耐える」を選択する。

実は、私はこういう先輩たちをいっぱい見ましたし、実際に話を聞いてきました。

かくいう私もこういった思考に陥り、無駄に時間を過ごした時期を1度だけ経験しているのです。

あんな人にはなりたくないよね・・・

と20代、30代で思っていた「先輩社員」と同じに自分がなっていくような焦燥感。

でも、それって、当たり前か・・・という諦め。

今さら何も変わらない。

長時間労働が当たり前の価値観・・・

家を買ったら異動を言われ・・・

合わない上司と無理に合わせる時間を過ごす・・・

自分より苦労してないだろう人が評価され、出世していき・・・

「理不尽」に「耐える」ことがサラリーマンの宿命なのか・・・

なんて、この先も、この「耐える」時間というのが、確実に延びるという方向に行くのか?はたまた、新しい人事制度などで救われることになるのか?

何れにしても「60歳までなんとか頑張る!」

なんていう短い「期限付きではなくなる」ことは必至なのです。

そこの奥さん

会社員って大変ね〜。

え、男ってそんなヤワなわけ?

なんて言わないでくださいね。

これ、個人が決して弱いわけではなくて、

昭和を引きずる「会社」のシステムがそうさせているだけかもしれないのですから。

でも!一方で

そこに、今もし気づいいたならば、「対策」が打てるかもしれません。

そんなあなたに

私が2つ目の「谷」の前に行ったことをお話ししてもよろしいでしょうか?

それは、

働き方を変えるのではなく

生き方自体から人生を仕切り直す

という選択をしたということです。

そう、それは、

\「こう生きてみたいな。」と決めた/

ということです。

私の場合は「ハイブリッドワークシフト」して

本業も副業も目一杯して人生を楽しむ。という選択です。

これを決めたことで、この第2波には、巻き込まれなかったわけです。

では、ハイブリッドワークシフトするとはどういうことか?

「本業を諦めて、副業に走れ!」

などという「安い価値観」の押し売りではありません。

「本業が楽しくなる」同時の「本業で成果を生む」ことが大前提の生き方です。

でも、知識やスキルを勉強したり

本業より低い時間給や時間をかけてやるものでもないものです。

起業するか?

企業に残って「耐える」か?

その「2択」ではなく

\企業でも社会でも、なくてはならない存在になる/

という「第3の選択肢」だと思っています。

私の場合は、「ハイブリッドワーカー元年」となった2018年は

エリアにいる社員として異例の「全国講師の出張」を経験したり

残業を▲297時間減らしたり

上司からも部下からの評価され

会社から「唯一無二の存在」としての評価を得ることができました。

その土台にした2019年は

副業解禁の流れで

空いた時間を、その権利を獲得して

150人以上の方と「副業」でお会いし、副業収入も予想以上に得ることができました。

そして、2020年。

まさに充実の1年へ。

私が第2の波、第2の谷の前にやったこと

それは

「こうなりたい!」をハッキリ決めたこと

そして

「自分の経験」が生きて楽しい

「自分も、目の前の相手も、ご機嫌な場」を創ること

です。

もし、あなたや、あなたの旦那さんが、

このミドル会社員の「谷」の中にいて

「自分の努力が足りなかったのかな?」

「自分のやり方が間違ってたのかな?」

「俺って何も世間に通用するもの持ってないし・・・」

「頑張って会社にしがみつくしかないないかな・・・」

そんな風に「考え」「もがいている」とするならば・・・

そんな勝手な妄想は、ひとまず脇に置いて

2021年に向け

「自分の今まで生きてきた会社員人生、家族との生活、地域での生活と経験」

を一度本気で棚卸しするのはいかがでしょうか?

そこには、間違いなく、他の誰とも同じではない

「あなただけの経験が詰まったあなたと同じ悩みや希望していることに近い人が欲しくなる価値とストーリー」

が「眠っている」はずです。

夫・お父さんという存在は、いつの時代も

家族の「ヒーロー」だっていうことをいつしかどこかに忘れてきてはいませんか?

\ヒーロー/

それは言葉としては小っ恥ずかしいとは思いますが

子供にとって、奥さんにとって

年老いたお父さんにとって、お母さんにとっても

あなたも私も、間違いなく

\ヒーロー/

だと思うのです。

もちろん今でも親父は、自分にとって、いつまでも抜けない「ヒーロー」です。

そのことに改めて気づくか?

家族として気づかせてあげることができるか?

それができたならば、

この先も。胸張ってサラリーマン人生を全うできるはずです。

そのために、まずやるべきは

「これからどう生きたいか?を考え、決める」

ことなのではないかと自分の経験からも思った次第です。

そんな今日の質問は、

あなたは、今日

あなたの未来

あなたの家族の未来のために

「何を決めますか?

先の見えない未来時間を「じっと耐え続ける選択」をするのは、もうやめにしましょう。

そして、「決めた」ことを心から家族から応援してもらえるように、パートナーと素直に話し合う機会をつくってみましょう。

そんなあなたに、自分にとって最高の未来を描き、行動するためのちょっと役立つ考え方や行動からくる気づきをお伝えして、仕事も家庭も「いいな、俺」「いいな、俺の家族」って言えるようになるようになるメール講座を配信中です。

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是非、今の働き方と人生をちょっと立ち止まって考える、そして「決める」を決める機会としてお役立てください。

高岡って一体全体どんなやつ?そんな方へプロフィール動画を見てやってください。第一弾です。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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