トイストーリー4で考させられた人生の「役割」と「自由」

トイストーリー4で考させられた人生の「役割」と「自由」

こんにちは。

先週、2ヶ月ぶりに家族で大好きな映画に行ってきて、色々なことを感じさせてもらえて大満足だった単身赴任ハイブリッドワーカーの高岡です。

今回観に行った映画は「トイストーリー4」。

実は、オヤジのくせして「トイストーリー」はおそらく自分史上一番好きなアニメなんです。

1996年に公開された第1作目、2000年の2作目は妻と一緒に。

その後、DVDを購入、娘のお気に入りのアニメになり・・・一緒になんども何度も観て

2010年。

トイストーリー3では、

娘、7歳にして初めて家族3人で観ることができました。

そんな家族の想い出と重なる映画なんです。

(注)今回、ネタバレ要素がありますので、もし観に行かれるご予定の方は、お読みいただかない方が良いかもしれません。

そんな今日のタイトルは

トイストーリー4で考させられた人生の「役割」と「自由」

です。

トイストーリーの一貫したテーマであろう

「おもちゃの役割とは?」

「おもちゃとしての幸せとは?」

そのテーマの中に「仲間」があり、人間同様の「困難」がある。

おもちゃにも「自我」があり「他利の思想」がある。

「役割とは?何か?」

「幸せとは?何か?」

この問いが常に念頭にあるシリーズ。

毎回様々な示唆があるのですが

今回はいつもの楽しさがある一方で、ラストでは

何で生きてるんだろう?

という直球の“問い”が投げかけられます。

それは子どもたちを喜ばせるため!でしょ?!

今までの3作なら、この「明確な答え」が出てくるはず

でした。

しかし、その問いに対し、今回は

何でだろう…?

という、答えではない、疑問で終わってしまうことになります。

おもちゃだって、

「どんな生き方をも選ぶことができる」

「無限の可能性を与えられている」

のだということ。

 

今まで「唯一」だと思ってきた価値観や目的、役割を失った瞬間

自分が存在する明確な理由を失い「不安」でしかなくなるはずです。

 

このシーンを観た時、私はふと私の過去を思い出しました。

私自身の40代の約8年間、自分が会社、社会で存在する明確な理由を失い、彷徨っていたことを。

その不安は、それまで14年間信じてきた仕事の価値観、目的、役割を失った瞬間からでした。

シリーズを通してのファンとして、自分とかなりシンクロしていて、グッときました。

一方・・・

娘も妻も、なんだか、モヤモヤする〜・・・と。

ウッディーはいつまでも代々受け継がれるおもちゃの代表的役割で通して欲しかったなあ〜・・・と。

おもちゃたるもの子供たちを喜ばせて幸せな時間を過ごしてなんぼでしょ!?と。

それ、わかる!

今回、それをフォローする意味合いとして「ギャビー・ギャビー」というアンティーク人形が登場します。

彼女は子どもに遊んでもらうという、本来の使われ方を経験することなく、長年に渡って本来の役割を果たすことに執着しているキャラクター。

そんな彼女は、様々な手を使ってでも本来の役割を全うしたいと画策するいわば「悪役」ともいうべき存在。

でも、その生き方を批判的に描かないことによって

「おもちゃとしての役割としてのレールから外れない生き方」

を肯定しているように描いていきます。

そこがまたいいんですよね。

さすがピクサー、さすが、ディズニーです。

 

なぜ彼女のキャラクターが必要だったのか?

「それもまた多様な生き方のひとつである」と言いたかったのではないでしょうか。

今回ウッディーやボーが選んだ道は、与えられたレールを失い、道なき道を行くいくこと。

危険だし失敗も困難も多いはず。

しかし、だからこそ生きる実感や価値がある。

そろそろ自由に生きようよ!

という作り手の皆さんのメッセージを、大人たちに、そして何よりも子どもたちに伝えようとしているように感じます。

ぜひ、大人にも、子供にもぜひ観ていただきたい作品なのです。

とはいえ、

映画が終わって、現実に戻ってみると・・・

「自由に生きるかあ〜。現実的じゃないかもな〜・・・」

なんて思っちゃったりしませんか?

そう、「自由に生きる」って言葉ほど簡単ではないですよね?

実はちょうど、そんなモヤモヤを解消してくれるであろう

河田真誠さんの「悩みが武器になる働き方」という本を読んでいます。

僕が40代に入り込んでしまった「迷路」で感じたことをズバッと言い当てていました。

どうすればいいのかわからず辛くなるのでいつもは目を背けているが、ふとした瞬間に考えてしまうことがある。

「このまま、こんなイヤな気持ちで仕事をしなくてはならないのか・・・」

「本当にやりたいことなのか・・・」

「私の存在価値って・・・」と。

このままではダメだと焦りもするけど、「まあ、こんなものか・・・」と諦めている自分もいる。

自分は一体、どうしたいんだろうか。

このモヤモヤは一生続くのか?周りに流されてこの違和感に慣れてしまうのも、自分がなくなるようでイヤだ。

もし、まだ間に合うなら明日の自分を少しでも変えたい。

私は、私を幸せにしたい!・・・でも何をどうすればいいんだろうか・・・。

実はこの迷路を抜け出すきっかけは、

自分というものを客観視する時間をもち

自分にたくさんの「質問」をしたからでした。

 

そのぼんやりした「答え」が今につながっています。

もっと早く、真誠さんやこの本の一行の言葉に出会っていたら、8年の遠回りはなかったのかもしれません。

しかし、その悩んだ時間も経験も、53歳の今の自分の糧に相当なっていることは確か。

「人生の役割は、仕事だけではない。」

自分の役割で最も重要なのは、結局自分がCHO*でいること。
(*CHEEF HAPPINESS OFFICER 最高幸福責任者)

だからこそ、「働く意味」をはっきりさせるべきである。

そのベースにあるのは、

「仕事だけじゃない、自分自身の生きる役割を知るべき」だと思うのです。

この本では「働き方を考える」とは

「あなたが自分の価値を最大限に発揮できる環境を整えることだ」

としています。

 

もしあなたに、少しのモヤモヤがあるのなら

この本にある「77」の良質な質問で、

自分だけの「役割とは?」「仕事とは?」「自由とは?」

を探してもらえたら嬉しいです。

 

今回、20年間、同じ価値観で発信し続けたトイストーリーという映画の変化・進化の一つとして発信されたメッセージ

そろそろ

自由に生きようよ!

このメッセージに共感を感じたあなた。

それ、教えてもらう必要はありません。

なぜか?

答えは自分の中にある。

からです。

 

ぜひ、一度

あなたにとって、自由に生きるとは?どういうことですか?

という問いに直感で答えて観てください。

自分の役割を俯瞰して見ることができた時

あなたの自分だけの幸せがはっきりと見えてきます。

そこには正解も不正解もありません。

自分だけの答えにたくさん触れてみてください。

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また、河田真誠さんが主宰するHANASAKUのパートナーとして個別の質問セッションやセミナーなども行なっていきいますので、ぜひご要望お寄せください。

では、今日もていねいに、いきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。







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